溶接とは、熱や圧力などを加えて部材を接合する方法のことです。
ここでは当社の得意とする半自動溶接機の使用を中心とした高品質のアーク溶接を紹介していきます。
当社が溶接する製品は重要保安部品など品質に信頼性が求められるものが多く高い技術が必要とされる事になります。
当社の溶接は鉄が中心です。材料は、支給していただくか、当社で調達を行いますが、その場合は材料切断業者からの購入となります。
厚板の多層盛り溶接が多く、板厚は9mm以上から、厚いものでは100mm以上まで使用します。
材質はSS400(40キロ鋼)などの普通鋼からHT780(80キロ鋼)など高張力鋼も多く使います。パイプ、角パイプ、H鋼など形鋼も常時多く扱っています。
重量は5トン程度まで対応しております。
溶接作業定盤の大きさは最大で6,000×2,000です。
特に高張力鋼は予熱、後熱などの工程、溶接ワイヤー、材料など、徹底した管理体制をとり、ご安心していただけるものづくりに努めています。
重量は5トン程度まで対応しております。
また、全ての工程において時間の記録、管理を行っており、安定した品質と時間での作業ができる仕組みがあります。
前述の工程管理のみならず、日頃から重要保安部品の製作をしている熟練工による作業ですので、品質及び外観には自信があります。「絶対に壊れてはならない部品を作っている。」と意識して作業にあたっています。
半自動溶接機を使用した作業が中心で、仮付、溶接、歪取などの工程を行う設備をしております。スパッタの少ないデジタル溶接機も保有しています。
コスト面においても、作業時間の徹底管理を行い決められた時間の中できっちりと製品を仕上げる為の仕組みがあり、効率化、時短に常日頃から取り組みを行う体制があります。
このように当社の溶接は、多品種小ロット生産の中で安定した、品質(Q)、コスト(C)、納期(D)を確保するのが強みであり、「お客様だけでなく、お客様の製品をご使用いただくユーザー様にも安心していただきたい。」という思いが込められています。